人生に大いに活かせる知恵を、おがさわら流に教えます

おがさわらの脳内(思う&考える)

こんばんは!

子どもから大人まで
宇宙を楽しみ、学びにつなげる
宇宙の城 スペースエデュケーターの
おがさわら なおこです。

 

今、Amazonプライムで「下町ロケット」を流しながら
このメルマガ を書いております(笑)

昔はキザすぎて好きになれなかった吉川晃司(財前さん)の
志が熱くて、シルバーの髪もカッコ良すぎる・・・!
時々、佃社長(阿部寛)が、早口なので聞き入ってしまうことが(笑)

それは置いといて・・・

「宇宙」を題材にした教育を「宇宙教育」と呼びますが
30年以上の歴史があります。

でも、この前Facebookで友達申請してこられた方に
「宇宙教育ですか、初めて聞きました!」と
元気よく爽やかに言われました。

言われること自体はもう慣れましたけど
正直がっかりしますよね(笑)

このメルマガを1年ちょっと前に始めた時
キャンペーンの文言などでかなりアピールしたので
みなさんはご存知かと思います。

でもよく考えて、30年あるものなのに
初めて聞きましたってこれほどまでに言われるのは
これを広めようとしてこなかったのか?

宇宙教育を「仕事」にしようとしてこなかった
みんな「ボランティア」でやってきてたから
仕事の合間に、科学館とかでワークショップしてたり
地域のイベントでなにか披露してたり
本当に尊敬できるほど知識とか凄い持ってる方々が多いのに、
仕事にしてる方は本当に少ない。

私が宇宙教育に出会ったとき、
初めて受けたのは「JAXA宇宙教育センター」
というところがやっていたセミナーでした。

年に数回しかやっていないのですが

全く知らない大人同士(社会人限定)が、
いきなり席近い同士4人くらいで輪になって
「宇宙といえば何?」みたいな
アイスブレイクをして

今すぐにでも自分で教えられるような
バルーンロケットの「作り方」や「教え方」を
聞いて、作って、実際に飛ばしてみる
・・・というもので

夜、出歩くことなんかなかった主婦が
夜な夜な原宿の会場へ飛び込んだのでした。

宇宙なんて規模を題材にしているのだから
さぞかし有名なんだろうなと思ったのですが

自分でやってみたら、
ほとんどの人が知らなくて珍しがられまして。

こんなに良いものなのに
なんでみんな知らないんだろうって思ってきました。

でも、ちょっと教育に関して意識高めのお母さんは
実は知ってましたけどね、みたいな反応なんですが(笑)
知ってるんだったらもっと早く言って〜!笑

宇宙好きだと、理科の知識と算数や数学が凄い子
ってイメージありますよね。
たしかにそうだったりもします。
比較的多いかなと言う感じ。

見た目、全然興味なさそうな子が
宇宙好きなんですって言ったりすると
また、嬉しくなりますね。

さて、どこがすごいのか?

うーん、全部(無表情)


はいはいそれはわかったけど

って声が聞こえてきそうですが(笑)

 

じゃぁ、例えば「ロケット」。

西暦1000年ごろから中国で
ロケット花火の形態が発明されて
最初は武器だった。

モンゴルとの戦いで使われたことが
記録に残っていて
そのあとモンゴルにも伝わって
度々、戦争にも使われました。

日本でも鎌倉時代に元軍に攻められ
その時日本で初めて使われたとされてます。
戦国時代に狼煙(のろし)として伝わり、

それがいま、伝統としては
埼玉県秩父市の椋(むく)神社、
静岡県、滋賀県、など各地で
龍勢祭として打ち上げがおこなわれてきました。

また別角度では、
ロケット開発の父・糸川先生が
上むきに飛ばせないから
横向きに飛ばして飛行距離を伸ばしていった。
それが今の日本のロケットにつながってる。

世界では、有名なスペースシャトルや
現在まで多くの宇宙飛行士を宇宙に送り出した
ロシアのソユーズ、
いまはインドも注目株だし
中国も独自の宇宙開発を進めています。

ここら辺ざっくりすぎますが
すーごい劇的な歴史がたくさんあります。

いま最新技術の話題で持ちきりなのが
アメリカの「スペースX」の宇宙船が帰還したり。

もうずっと、世界の歴史には
ロケットの歴史も一緒にあって

ロケットひとつだけでも
これだけ題材があるのです。

まぁ横文字(主に英語)はとにかく多いし
時代の移り変わり、世界や日本の地名、
基本は同じだけどいろんなロケットの技術の違い、
ロケット技術には数式や法則がたくさん出てきて

正直、1回3時間くらいのワークショップでも
伝えきれないことがあります。

歴史ばっかりやって、
こんな数式でこれができたんだって
全部説明するつもりはないですが(笑)

そんな世界があることを知ってほしい。

これが、ロケットだけじゃなくて
人工衛星とか
宇宙飛行士とか
宇宙服とか
宇宙食とか

本当に多岐に渡ります。
ここでは書ききれないです。

まぁ8教科って言ったので
補足すると

宇宙で子孫繁栄は可能なのか?
野菜は育てられるか?
宇宙にいるとおこる人間の筋肉の変化、
生理現象などを地球にいる時と比較してみたり

宇宙での生活がどんな風に違うのか
宇宙服の機能や歴史、
宇宙食がどうやってできたのか
どんな世界の料理があるのか。

地球人代表として
人種や言葉の壁を超えて
想定外の困難に立ち向かう宇宙飛行士のマインド
などなどなど

もうやめとこ(笑)

私としては、
自由研究の実験イベントとかだけ
さらっとやるのはちがうと思っています。

私、科学の先生じゃないから役割違うし。
宇宙の専門家でもない。
もうそもそも、なれないのはわかってたけど
一時期、宇宙のことならなんでも答えられなきゃって
いきがってた(笑)時期がありましたが

なんかそれは違う。
私の役割じゃない(2回目)。

いや、私が勉強したことはちゃんとお答えしますよ。
宇宙の質問もどうぞ、どんどんしてください!

この前もLINEでブラックホールのご質問いただいて
ちゃんと裏付けとってお答えしました(専門家じゃないので)

ただ、このいっぱい並べた「知識」だけじゃなくてね

それを活かして、人生に活かせること
本気でお伝えしていきたいのです。

どうしてこの仕事が生まれたのかとか、
宇宙にはまだまだこんなことが必要だとか

これって宇宙の仕事をしなくても、
これからまだまだ世界では新しい仕事が作られる。

この先の仕事は、自分で作っていくもの。

それには、マルチな勉強しなきゃいけない。
なんでもひと通り知ってた方がいい。

地球規模じゃなくて
宇宙規模でものを見ても
今はもうそれが特別早いとはいえない

そんな時代になっています!

タイトルとURLをコピーしました